お酒のおつまみとしても高い人気を誇る燻製料理。「作るのが難しそう」というイメージをお持ちの方は多いかもしれませんが、燻製機(スモーカー)を用意しておけば手軽に燻製作りにチャレンジできます。
ここでは、自宅やキャンプ場で使える燻製機の魅力や選び方のコツ、燻製機でおいしい燻製を作る方法などをご紹介します。
【目次】
■燻製機があれば手軽に燻製を楽しめる!
■燻製機の選び方のコツ
・燻製機の使用場所
・サイズや形状
・本体の素材
・搭載された機能もポイント
■燻製機でおいしい燻製を作るコツ
■燻製機で好みの食材を燻製として楽しもう
■燻製機があれば手軽に燻製を楽しめる!

燻製とは、食材に煙をかけて燻す調理法のことです。食材にスモークチップの風味を加えることで、普段とは異なる味わいを楽しめます。使用するスモークチップの種類に応じて、味わいや香りが変化するのも魅力です。
燻製機とスモークチップがあれば、さまざまな食材を自由に燻製にして楽しむことができます。
また、食材を燻製する方法は熱燻・温燻・冷燻の3種類に分けられます。
【熱燻】
80℃以上の高温で食材を燻す方法です。燻製時間は10分から1時間ほどと短めで、アウトドアシーンでも気軽にチャレンジできます。
【温燻】
30~60℃ほどで食材を燻すのが温燻です。燻製時間は数時間ほどになります。火を通さなくても食べられるチーズや加工肉などに適した方法です。
食材にある程度の水分が残るため、燻製ならではのうま味とジューシーな食感のバランスが程よく仕上がります。
【冷燻】
冷燻では、15~30℃ほどの低温で食材を燻します。燻製時間は数日から数カ月と長期間になることが一般的で、初心者の方には難しい燻製方法といえます。
■燻製機の選び方のコツ
燻製作りに役立つ燻製機ですが、商品ごとにサイズや形状などは大きく異なります。本格的に燻製を楽しめるもの、チーズや加工肉などを手軽に燻せるものなど、使い勝手もさまざまです。
ご紹介する燻製機の選び方のコツを参考に、用途に適した燻製機を用意してみてはいかがでしょうか。
・燻製機の使用場所
燻製機を選ぶ際にまず考えたいのが、燻製機を使用する場所です。
例えば、キャンプ場や自宅の庭など、屋外での使用がメインになるのであれば、軽く持ち運びがしやすいタイプを選ぶと、移動の際に便利です。
屋外ではガスコンロが使えないので、カセットコンロに載せることができるか、直火に対応しているかといった点も確認しておく必要があります。
一方で、自宅などの屋内での使用がメインになる場合に注意したいのが「煙」です。煙が出にくい構造になっている、フタをしっかりと締められ密閉性が高いなど、煙が原因のトラブルが起きにくい燻製機を選びましょう。
ガスコンロやIH対応など、自宅のキッチンで使えるかどうかの確認も必須です。
・サイズや形状
燻製機のサイズや形状もポイントです。サイズが大きくなるほど一度にたくさんの食材を燻せますが、持ち運びが難しくなったり、コンロに載せられなかったりする恐れがあります。
アウトドアシーンでも自宅でも燻製機を使いたい方は、できるだけコンパクトなサイズの商品を選ぶと安心です。
また、サイズに加えて形状の確認も欠かせません。燻製機の形状は、大きく箱型と鍋型に分けられます。
箱型の燻製機は、食材を吊るしながら燻せるのが魅力です。網を複数段設置できるタイプなら、一度にたくさんの食材を燻せます。
一方で、鍋型の燻製機はコンパクトな形状をしているものが多いです。大量の食材を一度に燻すのは難しいかもしれませんが、使い勝手に優れています。
・本体の素材
本体の素材も、選び方のポイントです。燻製機に使われている主な素材としては、ステンレスや鉄、陶器、ホーロー、段ボールなどが挙げられます。
【ステンレス】
錆びにくくお手入れが簡単なのが魅力です。軽く壊れにくいため、アウトドアシーンでの使用にも適しています。
【鉄】
熱伝導率が高く、食材に均一に熱を通せるのが特徴です。他の素材に比べて錆びやすいため、お手入れの手間はかかります。本体が重い点にも注意が必要です。
【陶器】
保温性や密閉性に優れていて、使いやすいのが魅力です。ただし、金属製とは異なり衝撃で割れてしまう恐れがあります。重量もあるため、大きなサイズだと持ち運びは大変かもしれません。
【ホーロー】
金属の表面にガラス塗装を施したものがホーローです。陶器と同様に密閉性に優れています。においがつきにくいため、お手入れの手間を減らせます。
衝撃を与えると破損する恐れがある点には注意が必要です。
【段ボール】
軽く持ち運びしやすいのが段ボール製燻製機の魅力です。商品によっては、繰り返して使うことができます。
ただし、火加減を間違えると燃える可能性がある点や、水にぬれると使えなくなってしまう点は留意しておきましょう。比較的安価なので、お試しで使ってみたい方におすすめです。
・搭載された機能もポイント
燻製機によっては、便利に使える付加機能を搭載していることがあります。どのような機能が搭載されているかも確認しておきましょう。
例えば、本体に温度計がついていたり、別売りの温度計を差し込んだりできるタイプなら、適切な温度を保ちやすくなります。
チップを途中で継ぎ足しできて、香りを調整しやすいモデルも便利です。
他にも、食材を吊り下げるフックが付属している燻製機や、煙の量を調整できる機能を有した燻製機などもあります。
燻製作り初心者の方は、便利な機能を搭載した燻製機を選ぶと、失敗するリスクを減らすことが可能です。
■燻製機でおいしい燻製を作るコツ

燻製機を用意しても、作り方を間違えるとおいしい燻製は楽しめません。
燻製機でおいしい燻製を作る際のポイントは、食材をしっかりと乾燥させておくことです。食材を乾燥させて水分を飛ばしておくことで、スモークチップの香りがつきやすくなったり、身崩れを防いだりする効果が期待できます。
水分量が多い食材については、事前に干すなどして乾燥させておきましょう。
燻製作り初心者の方は、ナッツや乾物、加工肉などからチャレンジするのもおすすめです。水分量が少ない食材なら、事前に食材を干しておく必要がありません。
工程を減らせるうえに失敗もしにくいため、手軽に燻製を楽しめます。
■燻製機で好みの食材を燻製として楽しもう
燻製機があれば、手軽に好きな食材を燻製にして楽しむことができます。燻製料理が好きな方は、燻製機を用意してオリジナルの燻製作りにチャレンジしてみるのも良いでしょう。
ただし、燻製機にはさまざまなモデルがあり、それぞれ特徴が異なります。ものによっては、自宅のガスコンロでは使いやすいものの、カセットコンロに載らないので屋外では使えないといったこともあるはずです。
自宅で使いたいのか、アウトドアシーンで使うのかなど、用途に適したものを選ぶことを心がけましょう。燻製作りに興味がある方は、ご紹介した内容を参考に、燻製機を用意してみてはいかがでしょうか。
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【文章】アルペングループマガジン編集部