シリーズ30で代名詞のビジブルGELを内蔵し、大モデルチェンジを行なってからのセカンドアップデートとなる32は、先にお伝えしちゃいますと、安心安定の性能アップは、実にカヤノらしい仕上がりです。

※ASICS公式HPより

※ASICS公式HPより
カヤノのテーマである安定性をもとに、30で提案した仕様をしっかり踏襲。
PureGEL内蔵のFF BLAST+厚底フォームをベースとした、上記の特徴を組み合わせた「4D GUIDANCE SYSTEM」が今回も大きな特徴です。

※ASICS公式HPより
31からのアップデートポイントは、前足部ソールの厚みが2mm増し、更にクッション性がアップ。
アッパー各所も仕様変更されています。
では31と32を並べて比べてみましょう。


並べてみると、かかと部の膨らみに変化が見てとれますが、適切な傾斜、という特徴としては変わりなく、厚みは増してますが、ミッドソール全体の体積は前作同等に抑えた形状にすることで、さらなる軽量化を追求しています。
前足部の2mm増は、確かに並べてみるとわかります。

アッパーのメッシュ地にも少し変化がありますが、一番大きな変更点はシュータンの仕様。

厚みのあるシュータンから、ウレタン素材のセミブーティータイプになりフィット感がアップ。シューレースの通し方も変わりました。
あとは履き口のところのニットの淵が無くなりましたね。個人的にもここがちょっとくるぶしに当たる感じがあったので、人によってはかなり重要な仕様変更かもしれません。

アウトソールも少し仕様が変わっていますが、ほぼ踏襲です。
ちなみに個人的にですが、つい最近ビームスの仕事でヨーロッパ出張に行ってきまして、その際のランニングシューズでこのカヤノ32を持っていきました。
イタリア・フランス・イギリスと3カ国でこれを履いて走ってきました。




イタリアで購入したアシックスソックスとも合わせました!
そしてパリのアシックス店舗ではこんなものを見つけました。


カヤノ32のビジュアルモデルを務めてる男性なのですが、実はいつも一緒に練習している友人なんです!
福永 泰幸 通称ヤス。
グローバル広告と知っていても、実際に異国の地で見るとなんか不思議な感じでした(笑)
そんな感じで個人的にも愛着のあるカヤノ32なのですが、ユーロ圏内でのプライスは200€。
いま1€が170円以上(記事執筆時)ですので、なんと海外では単純計算で34,000円以上もします。
そんなところ、日本プライスは税込22,000円。
これがどれほど安いか、インバウンドニーズが高くなる理由も納得です。
そんな事実を知ると、これはもう買うっきゃないです!
日本ブランドを日本で買うことができるありがたさを、アシックスの定番モデルで感じましょう〜。
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<著者プロフィール>
牧野 英明
BEAMS所属。キャリア約20年の中で、店頭とECスタッフを15年、2020年よりTIGORA by BEAMS
DESIGNのディレクターを務め、Alpen TOKYOオープンを機にアルペン ランニング ディヴィジョンアドバイザーに就任。
自身も熱心なランナーであり、フルマラソンベストは2時間47分44秒(東京マラソン2023)。ロード以外にもトラックレースやトレイルランにも積極的に取り組む全方位ランナー。
「走るに快適なファッション日常着」を体現する#いつでも10km走れるコーディネート は業界でも有名。
ファッション目線を取り入れた独自のシューズレビューをぜひお楽しみください。
Instagram: @makinohideaki
【文章】牧野英明
【写真】アシックス提供、牧野英明