神野大地が体感した最新3D足型計測――ZAMST「MyFootcraft(マイフットクラフト)」で広がるシューズ選びの新常識

“一歩”の可能性を広げる、未来のフィッティング体験。Alpen TOKYOにも設置されているZAMSTの最新3D足型計測器 「MyFootcraft(マイフットクラフト)」による足型 計測を“山の神”として知られるマラソンランナー・神野大地選手が体験し、神野大地選手の足がその場で3Dモデル化された。

 

足長、幅、アーチの高さまで瞬時に解析される様子に、神野選手も「すごい…!」と驚きを隠せない。測定を担当したのは、アルペングループで“ランニングスペシャリスト”として活躍する国松君祥さん。ランナーの「走る」を支える最前線に、思わずワクワクする時間が流れた。

 

 

■「靴は右足に合わせる」――神野大地が語るシューズ選びのこだわり

 

 

国松さん:普段、靴のサイズはどのくらいですか?

 

神野選手:現役時代から右足のほうが少し大きくて、サイズの差があったんです。最近はその差をあまり感じなくなってきましたが、靴は右足に合わせて選ぶことが多いですね。サイズはメーカーによって微妙に違うので、24.5~25.0cmくらいで調整しています。

 

 

 

国松さん:それを踏まえてアドバイスさせてください。基本的に靴は、一番サイズが大きい部位に合わせるのがポイントで、実際の足長より約1cm大きいサイズを選ぶのが理想とされています。神野選手の場合ですと、25.5cm前後が最適ではないかと思います。さらに大切なのが、つま先部分に入っているプロテクションフィルムの存在です。これによって前方に少し余裕を持たせる必要があるため、シューズ内部の空間を含めてサイズを選ぶことが肝心です。

 

 

■測定で見えた足の特徴と左右差

 

 

神野選手の測定結果では、右足のほうが長く、荷重も右足にかかりやすい傾向が出ていた。

 

横幅(ワイズ)も右がやや広く、アーチ(土踏まず)の高さは全体的に低めだが、その中でも右は左より低い結果となった。

 

 

 

国松さんの説明では、このアーチの差は「かかとの骨の角度」の違いが原因の可能性があるという。右足に重心が乗りやすい姿勢やフォームが影響し、それをかばう左足側のアーチも低下してきているが、右足ほどではない。

 


■中敷きとシューズで整える“理想の足”

 

 

こうした左右差や足の動きの特徴を考慮する際に役立つのが、インソールによるサポート。インソールは足の形に合わせてサポートを提供し、快適なシューズフィットを目指すために用いられる。

 

既製品とは違い、左右で別々に最適化できるオーダーメイドインソールなら、アーチの高さや骨格の傾きをピンポイントで補正してくれる。

 

 

 

さらに、足全体のアライメント(骨や関節のバランス)に目を向けて、サポート性の高いシューズを選べば、より自然で理想的な「ニュートラルポジション」に近づけることが可能だ。

 

神野選手の測定では、かかとの幅も均等で、調整がしやすい“理想的なベース”を持っていることが分かった。

 


■自分の足を「知る」ことの大切さ

 

――神野選手、実際に計測を体験してみて、どんな印象を持たれましたか?

 

 

神野選手:やっぱり、こうやって自分の足の状態を知る機会ってなかなかないんですよね。今回このシステムで初めて測定してみて、「自分を知る」ことがまず大事なんだと改めて感じました。「ああ、そうなんだ」と驚くことも多くて、すごく勉強になりました。

 

国松さん:ご案内する側としては、神野さんのようなトップアスリートは、足の実寸や横幅などを感覚的に把握されていると思っていました。でも、実際に測ってみると意外と知られていないこともあって、驚きました。

 

特に市民ランナーや、私たちが普段接する高校生・大学生のような若いアスリートにとって、自分の足を正確に知ることは非常に重要です。こうして数値で可視化することで、トレーニングやシューズ選びに生かせるのはとても有効だと、改めて実感しました。

 

神野選手:たとえば、トレーナーとフィジカルトレーニングをするときも、「今こういう状態でした」と伝えることで、自分のトレーニング内容や、アップの仕方なども変わってくると思うんです。こういう測定ツールがあることで、ランナーにとっては結果に向かって背中を押してくれるような、とても心強い存在だと思います。

 

 

――学生時代からこうした測定をしておくのが理想なんでしょうか。

 

神野選手:そうですね、学生の頃くらいからこういう機会があったらよかったなと思います。成長とともに走り方の癖が出てきたりもするので、そういった意味でも、定期的に自分の状態を知ることって大切だと思います。

 

 

――普段接客されていて、お客様からの反応ってどんな感じですか?

 

 

国松さん:測定させていただいた後の反応は、大きく二つに分かれます。「やっぱりそうだったか」という納得の声と、「そんなに違ったの!?」という驚きの声です。

 

特に、これからシューズを選ぶビギナーの方に多いのが、自分のサイズを思い込んでいたけれど、実は全然違っていたというケースです。たとえば「ずっと履いてたサイズが実はすごく小さかった」とか、「逆に大きすぎた」という反応も多いです。

 

測定の実数をもとに、本当のベストサイズを導き出していただけるきっかけになると思います。

 

 

■市民ランナーこそ、測定体験を
 

――今後、このサービスは(アルペングループの店舗)全店舗に導入予定と伺っています。

 

 

国松さん:はい、現在まさに全国展開を進めているところで、年内の全店導入を目指しています。実際にこの測定を使ってみて、ランナーとしても販売員としても非常に役立つと感じています。

 

データが可視化されることで、お客様の信頼にもつながるんです。口頭だけでは伝わりにくい情報も、数字で見せることで納得感が得られる。それが購買の後押しにもなっているのを実感しています。

 


――神野選手もご自身で「RETO RUNNING CLUB」を運営されていますが、多くの方にこのサービスを体験してほしいですよね。

 

 

神野選手:そうですね、特にエリート選手よりも市民ランナーの方が、こういった足の情報に興味を持っている印象があります。繊細なランナーも多いですし、自分の足の状態を知ることで、自分に合ったシューズ選びやトレーニング方法を考えるきっかけになるのはとても有意義だと思います。

 

測定するだけじゃなくて、そこから改善策まで提案してもらえる。そういった技術の進化に触れると、「今のランニングサポートってここまで来てるんだな」と驚かされますね。

 

 

■衝突がもたらす“見えない弊害”とは

 

 

国松さん:信頼あるお客様からよくいただく質問に「衝突によって他にどんな弊害が起きるのか?」というものがあります。

 

たとえば、アーチ(土踏まず)が落ちることで膝への負担が増し、レース中に影響するケースがあります。これも衝突が引き起こす弊害のひとつです。

 

もうひとつは「腸腰靭帯」など足首周囲の組織が影響している可能性です。ランニングフォームや疲労の蓄積によって足の動きがスムーズでなくなり、足がつることもあります。こうした点を理解しておくことで、適切なストレッチや休養の目安を考えるきっかけになります。

 

マラソンで30kmを超えて足がつる人の原因は、こうした要因であることも多いですね。そこでアーチを戻す方法や足裏・腸腰靭帯のストレッチなどをアドバイスすることで、ランナーをベースから支えることが可能になります。これが、この計測マシンの大きな強みなんです。

 

 

■データで知る、自分の足の“癖”

 

――神野選手、今のお話を聞いてどんな印象を持ちましたか?

 

 

神野選手:僕も正直こういう機械があること自体を知りませんでした。治療院で「こうですよ」とアドバイスを受けることはあっても、データとして数値で自分の状態を知る経験はなかったんです。「ああ、こういう機械があるんだ」と驚きました。

 

今のトレーニングは感覚だけではなく、データをベースにする時代になってきていますよね。データをもとにシューズ選びができるのは本当にすごい。自分の足の癖や傾向を知ったうえでシューズを選べば、パフォーマンス向上だけでなくケガの予防にもつながる。まさに理にかなった方法だなと感じました。
 

【写真】長田慶
【文章】池田鉄平
【医師監修】甲斐沼孟

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