ランナー御用達のランニングGPSウォッチといったら、個人的にはもちろんGARMIN。
私のGARMIN遍歴は、スマホのGPSアプリからの卒業で10年ほど前に初めて買ったのが、GARMINのForeAthlete 220モデルだったと記憶しています。
腕元でペースと距離がわかるだけで、これほどまで便利になるものかと感激し、一度使ってからはもうこれなしでは走りたくなくなっていました。
使い続けるうちに、どんな時もデータを測っていたくなる、いわゆるデバイス依存症みたいな状態になり(笑)
以降はずっと歴代のGARMINウォッチを、走る時もプライベートでも使い続けています。
ファッションの世界にいても、逆にこのような専用デバイスを着けている人は少ないので、自分的には会社で被らないので良いんですよね。
ランニングGPSウォッチとしてだけでなく、今やライフログを測ることができるスマートウォッチとしてのニーズも多いGARMINですが、あらためてランニング用にフォーカスしたモデルがこちらのForerunnerシリーズです。
品番が、900番台、500番台、200番台、100番台とあり、数字が大きいほどハイスペックで値段も高く憧れもあるのですが、100番台でも十分過ぎるほどの機能があります。
そんなところ今回は、Forerunnerの265と165にフォーカス。
値段とスペックの差と、実際に自分が使ってとても便利だなと感じた機能をご紹介します。

まずは外観から。
左が165で右が265。
簡単な違いで、見た目の大きさに差があります。
【165】
43 x 43 x 11.6 mm
手首周り適応サイズ:126-203 mm
ディスプレイサイズ:直径1.2インチ (30.4 mm)
【265】
46.1 x 46.1 x 12.9 mm
手首周り適応サイズ:135-205 mm
ディスプレイサイズ:直径1.3インチ (32.5 mm)
共に超鮮明なAMOLEDディスプレイを搭載していますので、大きさ以外では表示の見た目は変わりません。
続いては稼働時間。
【165】

【265】

細かい表記はありますが、チェックすべきところは、スマートウォッチモードとGPSモード。
普段使いで10日間オーバーのバッテリーは、某スマートウォッチユーザーからしたら驚きでしょう。
GPSモードも19時間と20時間で、ウルトラのトレイルレースを走らない限りバッテリーは十分です。
余談ですが、超ウルトラ用のロングバッテリーモデルも他にありますので、GARMINはまさに全方位でカバーしております。
続いて機能についてですが、
とりあえず165が搭載している内容がこちらです。





どうですか?
完全に自分のキャパを超えますよね?(笑)
シリーズの中で一番お手頃のラインでさえ、ここまでの機能を有しています。
ちなみに165で出来ることは265ですべて出来て、更にもっとすごい機能が265にはあります。
正直私も全てを使いこなせていないため、その詳細は今回は割愛させてください(苦笑)
ほんとハイスペックすぎて、知れば知るほど驚きます。
ランニング用GPSウォッチなので、今回は走りの際のGPS性能などには敢えて触れず、自分が使ってみてとても有効だと思った「走りをサポートするライフログ」機能についてフォーカスしたいと思います。

個人的にいま一番ハマっているのがこれです。

時計を着けて寝るだけで、睡眠の質を測ってくれるんです。
時計を着けたまま寝るなんて、そんな気持ち悪いことできないよと思っていたのですが、いざ試してみると装着の煩わしさよりも、起床時のデータチェックの方が楽しくなってしまい、今や寝落ちして装着し忘れた時は、GPS計測し忘れて走ってしまったくらいに悔しい気持ちになります(笑)
そして、睡眠スコアも含めた身体の状態を、朝起きた時に自動でレポートしてくれる機能もあります。

回復時間や睡眠でのリカバリーなどを包括して、今日のトレーニング負荷などをアドバイスしてくれるんです。
ちなみに以下が、ある日の私のモーニングレポートです。









おはようございますからはじまり、
睡眠によるリカバリー状況やトレーニング指標、気温と天気と体感温度まで伝えてくれて、最後は励ましてもくれます!
ちなみに項目はカスタマイズできますので、自分に必要な情報のみに調整可能です。
この機能を使うようになってからスコアを見るのが楽しくなっているのですが、日々の酒席も楽しすぎるため、もっぱら睡眠スコアは低めばかりです(苦笑)
ですが現状を客観的に把握し、日々の生活の参考にするには十分すぎる情報で、ランナーでなくとも取り入れて損はないシステムだと思います。
そのほかの個人的に気に入っている機能を紹介します。

走りはじめてしばらくすると出てくる表示で、なんとなく調子いいな、という時にここで良い数値が出ると自信になります。

まさにガーミン先生のトレーニングの振り返りです。

そしてこれが、かの有名なガーミン先生のタイム予想。
褒め上手な時もあれば辛辣な時もあり、でもひとつの指標にするにはとても有効な数字です。
より正確な数字を出してもらうため、長くデバイスを身につけて数値を測ってもらいましょう。
もはやガーミン先生は、恋人や家族と同然です。
最後に、参考までに私が使っている画面をお見せしようかと思います。

個人的に試行錯誤しながら行き着いた、自分の走る時の画面表示です。
まず一番上に心拍数値。
心拍ゲージも表示しておくと、いまどのゾーンなのかが一目でわかるので便利です。
その下にはペース・タイム・距離を、通しとラップに分けて表示。
これにしておくと、レースの時はもちろん、インターバルトレーニングやペーサー業務の時も細かな情報を把握できるので、これまた便利です。
最後に現在の時間。
私たちは常に今の時間を気にしながら練習をしているのに、走行中の画面になんで表示させていなかったのかと、つい最近気づいて採用しました。
これを表示させておくと、GPS計測中でも画面スクロールせずに時間がわかるので、あと何分で走り終えないと飲み屋の予約に間に合わなくなるとか、○時の子供のお迎えに間に合わせるにはペース上げないと、とかがすぐ判断できるようになります。
意外とこの「いまの時間」表示をしてない方は多いと思いますので、おすすめですよ。
といった感じで、私の主観モリモリなGARMINおすすめ解説でした。
ランナーはもちろん、走らない方にも超おすすめなマルチデバイスです。
ランナーあるある、
GARMIN着けてる人を電車やお店で見つけると、あの人ランナーだ!って気にしてジロジロ見ちゃう、です(笑)
<著者プロフィール>
牧野 英明
BEAMS所属。キャリア約20年の中で、店頭とECスタッフを15年、2020年よりTIGORA by BEAMS DESIGNのディレクターを務め、Alpen TOKYOオープンを機にアルペン ランニング ディヴィジョンアドバイザーに就任。
自身も熱心なランナーであり、フルマラソンベストは2時間47分44秒(東京マラソン2023)。ロード以外にもトラックレースやトレイルランにも積極的に取り組む全方位ランナー。
「走るに快適なファッション日常着」を体現する#いつでも10km走れるコーディネート は業界でも有名。
ファッション目線を取り入れた独自のシューズレビューをぜひお楽しみください。
Instagram: @makinohideaki
【画像提供】ガーミンジャパン株式会社
【文章】牧野英明
【写真】牧野英明