履いて、走って、初めて分かることがある。12/11(木)、livedoor URBAN SPORTS PARKにて、ADIZERO EVO SL WOVENの発売を記念したランニングイベントが開催された。

11月末に登場した「アディゼロ駅伝コレクション」。その中でも、注目を集めるAlpen限定カラーモデルを、実際に“走って体感する”ことを目的としたイベントだ。

会場には、ランニングカルチャーを牽引するインフルエンサーたちが集結。
さらにスペシャルゲストとして、新谷仁美選手も参加し、ジョグから駅伝形式のランまで、さまざまなペースでADIZERO EVO SL WOVENの実力を確かめていった。トップアスリートと日常的に走るランナー、それぞれの視点が交差したこのイベントから見えてきたのは、“トレーニング用”という枠をこえた一足のリアルな立ち位置だった。

イベント冒頭、参加者を前に Adidas Runners Tokyo のコーチがその狙いを語った。

「今回は、Alpen限定カラーのADIZERO EVO SL WOVENの魅力を、履いて・走って・感じてもらうイベントです。体感したリアルな感覚を、それぞれのSNSで発信してほしい。目標はもちろん──完売です」


SNS上ではすでに「これはかっこいい」と話題を呼び、オンラインストアではサイズ欠けも発生しているというモデルだ。
■ランニングインフルエンサーが集結、リアルな“体感”を共有
この日集まったのは、ランニングカルチャーを牽引するインフルエンサーたち。

こわだ君 / ランニング食堂 / Hiro(まるお製作所) / みゃこ / SUI / 坪井みさと /さーたん / Yoshiki / くれいじーかろ / 星花 / 小山春香 / さやぴ
日常的に走り、シューズに対して鋭い感覚を持つメンバーばかり。“履いた瞬間の印象”だけでなく、ペースを上げたとき、疲労が出始めたときにどう変わるのか──そのリアルな体感を確かめるには、これ以上ない顔ぶれだ。
■新谷仁美選手と走る、特別なランセッション

イベントの見どころは、スペシャルゲストとして登場した 新谷仁美選手 とのランセッション。トークセッションを経て、参加者は新谷選手とともに約3kmのジョギングへと走り出した。

ウォームアップを兼ねたこの時間帯では、ADIZERO EVO SL WOVENのフィット感をじっくり確認。足を入れた瞬間の包み込まれるような感覚、ジョグペースでの安定感を、それぞれが確かめていく。
■続いて用意されたのが、1周400~500mの特設コースを使用した駅伝方式のラン
4人1チームで2周をつなぐといった今回のテーマ「駅伝コレクション」にちなんだ、この日限りの特別企画だ。


「ジョグとスピードを出したときでは、シューズの印象が大きく変わるはずです。特に駅伝パートでは、軽さや反発、安定感の違いが分かりやすいと思います」
コーチの言葉通り、ペースが上がるにつれて、参加者の表情も変わっていった。
■ペースを上げたときに際立つ、ADIZERO EVO SL WOVENの個性

駅伝パートでは、ADIZERO EVO SL WOVENの特性がより鮮明になる。前作のメッシュから ウーブン素材へと変更されたアッパー は、足に吸い付くようなフィット感を生み出し、スピードを上げてもブレを感じにくい。

アッパーと一体化したシュータン構造が足の甲全体を包み込み、かかとのホールド感も向上。安定した履き心地が得られる設計だ。

参加者からは、「スピードを出したときのほうが、反発がしっかり返ってくる」
「ノンカーボンなのに、推進力を感じる」といった声も多く聞かれた。
最後に新谷仁美選手は、参加者に向けてこんな言葉を贈った。

「寒い中、ありがとうございました。このシューズの良さを、今後も“楽しみながら”感じてほしいなと思っています。ここで得た感覚を、また多くの人に伝えてもらえたら嬉しいです」

Alpen限定カラーの ADIDAS ADIZERO EVO SL WOVEN。“履いて初めてわかる”その実力は、この日、走るひとりひとりの体感を通して、確かに広がっていった。
■新谷仁美選手インタビュー「ADIZERO EVO SL WOVEN “レースにかなり近い一足”の正体」

発売記念イベントの締めくくりとして行われた、スペシャルゲスト・新谷仁美選手へのインタビュー。トップアスリートの視点から見た、ADIZERO EVO SL WOVENの“リアルな立ち位置”と、その可能性を聞いた。
――まず、本日のイベント全体の感想を聞かせてください。
今日は、普段から顔見知りの方や、私が一方的に存じ上げている方も多くて(笑)。そういう皆さんと一緒にイベントができたこと自体、すごく安心感がありました。リラックスして参加できて、本当に楽しい時間でした。
――実際に履いてみて、ADIZERO EVO SL WOVENは、新谷選手の中でどんな位置づけの一足になりそうですか?

私はシューズに関して、「履いた瞬間に合うかどうか」がかなりはっきり分かるタイプなんです。その意味で言うと、このADIZERO EVO SL WOVENは、足を入れた瞬間に「前のADIZERO EVO SLとは違う」と感じました。
もちろん、シューズにはそれぞれ良さがあります。ただ率直に言えば、「トレーニング用」と聞いていた以上に、レースでも使いたいと思える完成度でした。
普段、レースではADIZERO TAKUMI SENを履くことが多いのですが、このADIZERO EVO SL WOVENはそれと同じか、もしかしたらそれ以上にフィット感が良いと感じています。まだレースで試してはいませんが、第一印象は本当に良かったですね。
私の中ではシューズに“役割の序列”のようなものがあって、ADIZERO EVO SLはベースシューズ、ADIZERO ADIOS PROやADIZERO TAKUMI SENがレース用という位置づけなんです。
ただ、今回のADIZERO EVO SL WOVENは、履いた瞬間のフィット感や柔らかさ、足離れの良さが際立っていて、「正直、タクミセンより順位が上に来るかもしれない?」と感じたほどでした。
ベースシューズというより、“レースにかなり近い一足”。今後のレースでも、十分に選択肢に入ってくる存在だと思っています。
――どんなランナーに、ADIZERO EVO SL WOVENを薦めたいですか?
個人的には、どちらかというとロング向けだと思います。ADIZERO TAKUMI SENは10km前後のショート~ミドルに強いモデルですが、このADIZERO EVO SL WOVENはハーフからフルマラソンくらいの距離で真価を発揮する印象があります。
タイムで言うと、2時間半から3時間前後を目指すランナーには、かなり合うんじゃないでしょうか。トレーニングからレースまで、この一足でカバーできる感覚があります。
――最後に、このシューズを手に取るランナーへ、伝えたいことがあれば教えてください。

とにかく、「このシューズの良さをもっと多くの人に知ってもらいたい」という気持ちが強いです。ただ、シューズ選びって本当に“合う・合わない”が人それぞれですよね。
だからこそ、自分の武器になる一足を、自分の感覚で選んでほしいと思っています。
そのうえで言うと、私は今回のADIZERO EVO SL WOVENをすごく推しています。
先入観に囚われず、「まずは一度、足を入れてみてほしい」と本気で思えるモデルです。ある程度走っている方なら、履いた瞬間の感覚だけで、自分に合うかどうかはきっと分かるはず。クセが少なく、多くのランナーにとって“試す価値のある一足”だと思います。
■ランニングインフルエンサーが語る「走ってこそ分かる」ADIZERO EVO SL WOVENのリアル

発売記念イベントの締めくくりとして行われた、スペシャルゲスト・新谷仁美選手へのインタビューに引き続き、ランニングインフルエンサー4人対し行ったインタビューの模様もお送りします。
――本日のイベントを振り返っての感想と、実際に走ってみた ADIZERO EVO SL WOVEN の印象を教えてください。

くれいじーかろさん:今回は“駅伝形式”というのがすごく良かったですね。大学時代、箱根駅伝を目指していた身としては 、やっぱり“みんなでつなぐ”感覚は特別ですし、個人になりがちなランイベントで、チームとして一体感を楽しめたのは素敵な企画だなと感じました。
シューズの印象は履いた瞬間、正直に言うと少し“硬め”だなという印象はありました。ただ、その硬さがそのまま安定感につながっているんですよね。
面白かったのは、ジョグで走っているときより、駅伝でスピードを出したときのほうが、反発がしっかり返ってくるところ。スピードに乗るほど良さが出て、すごく気持ちよく走れるシューズだと思いました。

みゃこさん:今日のイベントでは、普段のジョグペースと、ウルトラではあまり出さないようなスピードの“駅伝”の両方を体感できたのが良かったです。そのおかげで、もともと履いていたADIZERO EVO SL(メッシュアッパー)からの進化を、よりはっきり感じられました。
特に印象的だったのがアッパー。事前に“変わった”と聞いていましたが、実際に履いてみると、柔らかさとフィット感が確実にアップしているのが分かりました。
そして、その良さが一番分かったのが、速いペースで走った駅伝パート。『これ、レースでも履いてみたいな』と思えるくらい、反発とフィットのバランスが良かったです。

SUIさん:まず、新谷仁美選手と一緒に走れたことが本当に貴重な体験でした。それに、この会場の雰囲気とシューズのカラーがすごくマッチしていて、走っていて自然と気持ちが上がりましたね。
私はこれまでADIZERO EVO SL(メッシュアッパー)を愛用してきたので、今回もすごく期待していたんですが、その期待を超える気持ちよさでした。特に印象に残ったのが“足へのフィット感”。アッパーが足にしっかり馴染んで、一体化するような感覚で走れるので、ランニングそのものをもっと楽しくしてくれるシューズだと感じました。

ランニング食堂さん:シューズ好きとしては、新作ADIZERO EVO SLのアップデートを、その場でいろいろ直接聞けたのが嬉しかったですね。こういう“生の声を聞ける場”はなかなかないので。
シューズの印象としては、ミッドソールが驚くほど柔らかいのに、しっかり反発してくれるところが印象的でした。中足部にプレートではなくシャンクが入っていることで、柔らかすぎて力が逃げる感じがなく、前へのガイドがきちんと効いていると感じました。
アッパーも、前作のメッシュに不満はなかったんですが、今作は伸縮性が高く、フィット感がさらに向上していて、『確実に進化している』と実感しましたね。
――今日の体験を通して、どんなタイプのランナーにADIZERO EVO SL WOVENが合うと感じましたか?

くれいじーかろさん:本当に“誰でも履ける一足”だと思います。機能だけじゃなく、見た目もカッコいいので、街履きや街ランでも映える。軽いジョグからフルマラソンまで幅広く対応できるので、『これ一足あれば全部いける』と言ってもいいくらい。レベルを問わず、おすすめできます。

みゃこさん:ロングジョグが苦手な人に、ぜひ履いてほしい。このシューズは“跳ねる感じ”がすごく心地よくて、ジョグが普段より楽に感じるんです。マラソンの長い距離で『後半がつらい』と感じる方には、走る時間そのものを楽しめる感覚を味わってもらえると思います。
――今後ランニングシーンの中で、ADIZERO EVO SL WOVENをどんな場面で履いていきたいと感じましたか?

SUIさん:私はスピード練習のとき、ついカーボンに頼りがちなんですが、体への負担もあるので、このシューズを“つなぎ”として使いたいと思いました。
フォームづくりや感覚を整えるのにすごく向いているので、このシューズで土台を作って、最後にカーボンにバトンを渡す──そんな使い方をしていきたいです。

ランニング食堂さん:僕は“モデラート(中強度)のテンポ走”が一番しっくり来ますね。ハイペースのポイント練習には使わないですが、テンポよく走りたい日のジョグや、ミディアムロングには最適。反発はあるけどクセがないので、中強度を気持ちよくこなしたいときの相棒になりそうです。
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【写真】軍記ひろし
【文章】池田鉄平
【取材協力】アディダス ジャパン株式会社