ナイキの最新ランニングシューズ「ペガサス 42」を実際に履いて走れる試走イベントが、Alpen NAGOYAで開催された。ゲストにはランニングインフルエンサーのよしきさん、あいこさん、Aoiさんが登場。トークショーでシューズの特徴を学んだ参加者たちは、白川公園までのジョギングやラダートレーニングを通して、ペガサス 42の履き心地を体感した。
■よしきさん&あいこさんが語る、ペガサス 42の魅力

イベント冒頭、Aoiさんが参加者に向けて挨拶。
「今日はナイキから4月9日に発売された最新シューズを、皆さんと一緒に体験していきたいと思います。スペシャルゲストのお二人にもお越しいただいているので、トークショーも交えながら楽しんでいきましょう」

拍手の中で登場したのは、よしきさんとあいこさん。会場の熱気に、よしきさんは開口一番「人、多っ。マジで」と驚きながらも、場を一気に和ませた。

今回の主役であるペガサス 42について、まずよしきさんは、自身のトレーニングシーンでの使用感を語った。

「やっぱり接地感が本当にいいんですよね。状態が悪いときはうまく走れないし、状態がいいときはちゃんと走れる。普段からペガサスでトレーニングすることで、自分の地足だったり、ペースが上がっていくシューズなのかなと思っています」
一方のあいこさんは、自分の走力に合ったシューズ選びの大切さを強調した。
「私は、自分の走力とちゃんと向き合うことを大事にしていて、あまりオーバースペックにならない靴を選ぶように意識しています。ペガサスはレーシングシューズではなく、トレーニングシューズとして本当に万能。どんな人でも使いやすい一足だと思います」
■42代目となるペガサス、進化したポイントは?

ナイキの中でも長い歴史を持つペガサスシリーズ。1983年頃から続く定番モデルは、今作で42代目を迎える。
今回のペガサス 42には、踵からつま先までフルレングスでカーブ状のAir Zoomユニットを搭載。前への推進をよりスムーズにサポートする設計となっている。
また、前作からつま先部分が3ミリ上がったことで、踵からつま先への抜けもよりスムーズに。クッション性の高いシューズが多い中で、ペガサス 42は接地感がわかりやすく、足運びを自然に促してくれる一足として紹介された。
よしきさんも、自身の今後のトレーニングにおいてペガサス 42が重要な存在になると話す。

「僕はマラソン後半で足がつってしまうことがあるので、今年はロング走をしっかり踏みたいと思っています。その意味でも、ペガサスはかなり鍵になってくるシューズです」
あいこさんも、ケガをしないための日々の積み重ねにペガサスが合っていると語った。
「楽しく走ることをベースにしながら、ケガをしないことがすごく大事だと思っています。一気にやりすぎたり、一気にスピードを上げたりしないこと。そのためにも、ペガサスは地足を鍛えてくれたり、フォームの改善にも役立つシューズだと思います」
■Alpen NAGOYAから白川公園へ。実際に走って履き心地を体感

トークショーのあとは、いよいよランセッションへ。
参加者はAlpen NAGOYAを出発し、白川公園までジョギング。公園内ではラダートレーニングを行い、アジリティや俊敏性、足先の使い分けを体感した。

よしきさんは、ラダートレーニングを通して接地の感覚をアドバイス。
「縄跳びを跳ぶときや、階段を上るときって、自然とつま先寄りで接地していると思うんです。少しスピードを出してみたいときは、その接地を意識すると、いつもよりスピードが出しやすくなると思います」

ただし、無理にフォアフットを意識し続ける必要はないとも補足。まずは感覚を試しながら、自分の走りにどう生かせるかを知ることが大切だと伝えた。
その後は流しも行い、参加者はペガサス 42の接地感や前への進みやすさを実際の動きの中で確認。トークで聞いた特徴を、走りながら体で感じる時間となった。


実際に走り終えた参加者からは、「軽くて走り出しやすい」「接地感がわかりやすい」「普段のジョグにも使いやすそう」といった前向きな声も聞かれた。店内で説明を聞くだけでなく、ジョギング、ラダートレーニング、流しまでを通して試せたことで、それぞれが自分の走りの中でペガサス 42の特徴を確かめていた。
「今日はペガサス、どうでしたか?」笑顔で締めくくられたイベント
ランセッションを終え、イベントは締めの挨拶へ。

あいこさんは参加者に向けて、笑顔でこう呼びかけた。
「皆さんにお会いできて、私もすごく嬉しかったです。今日はペガサス、どうでしたか?」
参加者からは「良かったです!」という声が上がり、会場は温かな雰囲気に包まれた。実際に走ってみたからこそ伝わる履き心地への反応に、ゲストの二人も笑顔を見せていた。

よしきさんも、参加者と一緒に走った時間を振り返る。
「皆さんが楽しそうに走ってくれて、僕もめちゃくちゃ楽しかったです。本当はもっと一人ひとりとお話ししたかったんですけど、このあとも写真対応しますので、ぜひ何でも聞いてください」

最後には、ペガサス 42が当たるじゃんけん大会も実施。よしきさんが「僕のイベントといったら、これが醍醐味ですからね」と盛り上げ、最後まで笑顔の絶えないイベントとなった。

トークで特徴を知り、実際に履いて走り、体で確かめる。
ペガサス 42の魅力を、参加者それぞれが自分の足で感じた朝となった。
■Aoiさんが語る、ペガサス 42とAlpen NAGOYAの魅力
イベント後、Aoiさんにも今回の試走イベントを振り返ってもらった。

「最新のシューズを実際に履いて走れるというのは、参加者の皆さんにとってすごくいい体験になったと思います。ゲストとの距離感の近さも良かったですし、Alpen NAGOYAの品揃えの多さにも驚きました」
実際にペガサス 42を履いて約5kmを走った中で、特に印象に残ったのは“前への進みやすさ”だったという。
「今回はAir Zoomユニットがフルレングスでカーブ状に入っているので、かかとからつま先までの抜け感がすごく良かったです。それが走りやすさや、前への進みやすさにつながっているのかなと思いました」
ペガサス 42は、これから走り始める初心者はもちろん、普段から走っているランナーにもおすすめできる一足だとAoiさんは話す。

「レーシングシューズとしても使えると思いますが、練習用のシューズとしてすごくいいと思います。カーボンシューズを履きこなしたい方にとっても、ベースづくりとして練習で使うのに向いているんじゃないかなと思います」
シューズ選びで大切にしているのは、ケガのリスクを抑えながら、練習内容に合った一足を選ぶこと。カーボン入りのシューズやレーシングシューズは強度の高い練習で取り入れ、日々の練習ではペガサスやボメロ、ストラクチャーのようなシューズで基礎を作る。そうした履き分けを意識しているという。
Alpen NAGOYAのランニングコーナーについては、売り場づくりにも好印象を持った。
「実際のタータンを使っているのは印象的でした。陸上競技をイメージしやすいですし、走るシーンが想像しやすいですよね。品揃えも豊富なので、初心者の方でもいろいろなメーカーやシューズを見比べながら、自分に合った一足を探せると思います」
(実業団チームからの)現役引退後の今は、記録だけを追うのではなく、初心者や一般ランナーに寄り添うことにもやりがいを感じている。

「トップアスリートの方とのつながりもありますし、一般ランナーさんのリアルな声も聞ける。上のレベルの話と、趣味で走っている方たちの声、その両方をつなげるような存在になれたらいいなと思います」
■よしきさん&あいこさんが語る、ペガサス 42とランニングの楽しみ方

よしきさんとあいこさんにも、今回の試走イベントを振り返ってもらった。
「今回は、初めてイベントに参加する方や、初めてペガサスを履く方が多くて。皆さんに“初めて”をたくさん体験してもらえたイベントになったのかなと思います」(あいこさん)
よしきさんも、会場の熱気に驚いたという。
「これまでいろんなイベントをやってきたんですけど、今回は明らかに人が多かったですね。告知を出したときも、枠がすぐ埋まって。本当に驚きました」
あいこさんは、参加者から受け取ったものも大きかったと振り返る。
「私たちが本当は、たくさんの人にパワーや元気を届けなきゃいけない立場なのに、逆にすごくもらっているなって感じました」
実際にペガサス 42を履いて走った印象について、あいこさんがまず挙げたのは反発力の変化だった。

「前作の41も履いていたんですけど、それと比べて反発力がかなり増したなと感じました。今回は足にすごく優しくなった感じがします。『今日はちょっと体の調子が良くないな』という日でも、自然と手に取りたくなる一足だと思いました」
よしきさんは、ペガサスらしい接地感に、クッション性と推進力が加わったことを評価する。

「ペガサスの良さって接地感にあると思うんですけど、そこに反発力と推進力が加わって、全体のバランスが上がったイメージです。地面からのダメージを少しダイレクトに受ける感覚もあったんですけど、今回はちょうどいいクッション性が加わった。疲労感も軽減されて、次の練習への立ち上がりも早くなるシューズなのかなという印象ですね」
では、どんなランナーにおすすめなのか。
よしきさんは、ペガサス 42を「全員におすすめできるシューズ」と表現する。

「ゆっくり走っても、速く走っても、その人のペースにちゃんとフィットしてくる。ここまで万能なシューズって、なかなかないんじゃないかなと思うくらい、本当にバランスがいいです」
あいこさんは、基礎づくりの一足としての魅力を語った。

「初心者の方か、普段から走っている方かに関わらず、地足を鍛えたい方や、フォームを改善したい方にはすごくおすすめだと思います。トレーニングの中でしっかり基礎を作れるので、それが結果的にレースでも速く走れることにつながると思います」
シューズ選びで大切なのは、自分の走力や練習内容に合った一足を選ぶこと。
よしきさんは、厚底やカーボン入りシューズが増える中で、オーバースペックにならない選び方が大事だと話す。
「マラソンは後半でその差がすごく出てくるので、自分のタイムに見合ったレベル帯のシューズを選んでほしいですね。スポーツデポやアルペンに行ったときには、ランニングに詳しい店員さんに相談するのがすごく大事だと思います」
あいこさんも、ケガなくランニングを続けるためには履き分けが重要だと続ける。

「練習内容や走るレースの距離によってシューズを使い分けるのはすごく大事だと思います。そこが合っていないとケガにつながることもあるので、自分に合ったシューズを選んで、できるだけケガなくランニングライフを楽しんでいただきたいです」
Alpen NAGOYAの印象については、二人とも売り場の広さと見やすさを挙げた。
「きれいですし、広いですし、すごく見やすいなと思いました。シューズのバリエーションも本当に豊富で、入った瞬間からワクワクするような売り場ですね」(よしきさん)
「Alpen NAGOYAの周辺自体もすごく栄えていて、楽しいスポットがたくさんあります。このあたりに遊びに来たときに立ち寄って、お買い物していくのもすごく楽しいと思います」(あいこさん)
最後に、今後の展望を聞くと、あいこさんはランニングの発信により力を入れていきたいと話した。

「最近、このランニングキャリアを積み上げていくために、本業をいったん区切ったんです。自分でそう決めた時間をしっかり意味のあるものにできるように、たくさん行動して活動していきたいなと思っています」
よしきさんも、TKD PROJECTを長く続けていくことを目標に掲げる。

「新しいシューズが出たら、みんなが、TKD PROJECTのページを見に来る。新しい大会があったら、僕たちが現地にレポートしに行く。そういう流れを、数年後もちゃんと続けていけるようにしたいですね。もうランニングが人生みたいなものです」
ペガサス 42をきっかけに、走る楽しさ、シューズ選びの大切さ、そしてランニングを続けることの面白さまで伝わった今回のイベント。参加者にとっても、日々のランニングを見つめ直すきっかけになったはずだ。
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【写真】軍記ひろし
【取材・文章】池田鉄平
【取材協力】株式会社ナイキ ジャパン