プーマの新作スパイクを徹底レポート――KING 20 ULTIMATE& FUTURE 9 ULTIMATEが魅せた革新のフィット感とパフォーマンス(前編)

プーマの2大スパイクがフルリニューアル──機動力と正確性を追求した「KING 20 ULTIMATE(キング20アルティメット)」、そしてプレーメーカー向けに進化を遂げた「FUTURE 9 ULTIMATE(フューチャー9アルティメット)」が、2025年12月4日(木)に発売した。

 

その発売に先立ち行われたトライアルセッションでは、アルペングループの社員が実際にスパイクを着用。革新的なフィット感、快適な履き心地、そしてパフォーマンス面での大きな進化を実感し、それぞれの印象を語った。

 

 

■ピッチに出る前に“知る”──プーマ最新スパイク座学セッションで理解が深まる

 

 

トライオンのスタートは、座学から。PUMAが誇る2大スパイク――「KING 20 ULTIMATE」と「FUTURE 9 ULTIMATE」について、プーマの馬渕さんからのレクチャーが行われた。

 

 

 

参加者たちは、新素材「TOTALTOUCH+(トータルタッチプラス)」によってレザーのようなフィーリングと高い耐久性を両立したKINGの進化やFUZIONFIT(フュージョンフィット)やPWRTAPE(パワーテープ)によるフィット性・アジリティ強化で生まれ変わったFUTUREの構造を、実際に手に取りながら体感。

 

 

「フィット×コントロール」でゲームを支配するKINGか、「創造×アジリティ」で局面を打開するFUTUREか──それぞれの特長を“言葉”で理解することで、試し履きに臨む前からプレーヤーの思考と感覚が研ぎ澄まされていた。スパイクと自分との相性を考えながら、実戦へ向けた“準備の一歩”となる有意義なセッションとなった。

 


■「フィット×コントロール」──KING 20 ULTIMATEが見せた革新のタッチとコントロール性能

 

 

プーマが誇る名作スパイク「KING」が、最新モデルでさらなる進化を遂げた──その実力を体感すべく、多くのプレーヤーが“試し履き会”に集結。今回テストされたのは、話題の新作「KING 20 ULTIMATE」 。その履き心地、タッチ感、安定性はまさに、“日本サッカーの新基準”と呼ぶにふさわしいものだった。

 

 

世界で戦うプレーヤーへ。すべてを可能にする革新素材「TOTALTOUCH+」

 

 

KING 20 ULTIMATE FG/AGはKINGシリーズ最大の特長である新素材「TOTALTOUCH+」を搭載。吸い付くようなフィット感を実現し、しなやかなタッチ性能をもたらす。

 

一方でHG/AGモデルは、シリーズのタッチ感を踏襲しつつ、土グラウンドでも安定した蹴り心地と耐久性を発揮する仕様に最適化されている。

 

高い保持力と操作性をキープしながら、土・人工芝でのハードな使用にも耐える設計。
 

コンディションの変化が大きい環境でも、安定したプレーを支える一足だ。

 

 

すべてのピッチで最適なグリップを──軽量HG/AGアウトソール

 

 

KING 20 ULTIMATE JP HG/AGのアウトソールには、日本のプレーヤーのために開発されたHG/AGソールを搭載。Pebax®とポリウレタンを用いた構造で軽量性と耐久性を両立。人工芝・土・天然芝すべてのグラウンドに対応し、あらゆる環境でも安定した蹴り出しを支えていく。

 

 

“履いた瞬間からフィット”する多層構造アッパー

 

クラシックな独立シュータン構造と二層構造のアイレットステイにより、細かなフィット感の調整が可能。甲や足首まわりのホールド感を高めつつ、ラウンドトウ設計により日本人の足型にも優しくフィット。柔軟性と安定性を両立した設計で、安定したパフォーマンスを引き出していく。

 


レザーのような感触、環境にもやさしい「LEATHER TOUCH UPPER(レザータッチアッパー)」

 

 

KING 20 ULTIMATE JP HG/AGのアッパーには超ソフトなマイクロファイバーを採用。前足部に施されたワックスとステッチにより、本物のレザーのようななめらかなタッチ感とフィット感を実現。リサイクル素材を使っており、サステナブルな視点でも選ばれる一足だ。

 

 

自分の足に馴染む「Ortholite CUSTOM FIT HEEL PAD(オーソライトカスタムヒールパッド)」

 

 

履けば履くほど、自分の足に馴染むカスタムフィットヒールパッドを内蔵。足への負担を軽減し、プレーに集中できる快適さを提供。

 


瞬時のターンに応える「NANO GRIP TECHNOLOGY(ナノグリップテクノロジー)」

 

インソールには、摩擦力を高めてグリップ性を向上させる「NANO GRIP TECHNOLOGY」を搭載。鋭い切り返しや素早いターンでもブレず、俊敏な動きをしっかり支えてくれる設計だ。

 

 

KING 20 ULTIMATE JP HG/AG
 

価格:¥20,900(税込)
重量:223g(27.0cm)

 

「KING」の名にふさわしい極上のフィット感、精密なコントロール、そして一瞬のひらめきを形にする一足。ピッチに立つすべてのプレーヤーの“本気”に応える完成度で、日本サッカーに新たな基準を打ち立てていく。

 


■想像を超えろ。プレーメイクの未来形──FUTURE 9 ULTIMATE実力検証

 

 

創造力でピッチを支配する。そんなプレーヤーのために生まれ変わった「FUTURE 9 ULTIMATE」。今回の“試履会”では、FUTUREがどこまでプレーに寄り添えるか、その真価が徹底的に試された。

 

 

「次の一手」を可能にする、新設計アジリティ構造

 

 

最大の進化は、FUZIONFITをベースとした足馴染みの良さと、PWRTAPEによる補強設計。アッパーには足首にしっかりフィットするストレッチニットが採用され、素早い方向転換やターンをしてもブレないフィーリングを実現。さらに、配置を最適化したPWRTAPEが軽量性と柔軟性を保ちながら、足元をピタリと固定してくれる。

 


足と一体化するようなフィット感

 

 

3D仕様のパフプリント加工を使った「FUZIONPODS(フュージョンポッズ)」をエンジニアードニット上に配置。まるでボールが足に吸い付くようなタッチ感が得られ、攻守どちらの局面でも繊細な操作が可能に。5Dプリント加工を施したGRIP CONTROL PRO(グリップコントロールプロ)との相乗効果で、コントロール精度が際立っていく。

 

 

360度アジリティを支えるソール構造

 

 

アウトソールには、日本のピッチ環境に合わせた軽量HG/AGソールを搭載。Pebax®とポリウレタンの組み合わせにより軽さと反発力を両立し、新形状スタッドパターンが脚への負担も軽減。人工芝・土・天然芝、どんなグラウンドでも確かなグリップと推進力を提供。

 

 

シューズ内も快適に保つ通気&グリップテクノロジー

 

 

インソールには「NANO GRIP TECHNOLOGY(ナノグリップテクノロジー)」を採用。ナノレベルの凹凸が足裏にしっかり食いつき、激しい動きでもズレを防止。Ortholite® O-Therm™による通気性でシューズ内の蒸れを軽減し、集中力を持続させていく。

 


FUTURE 9 ULTIMATE HG/AG
 

価格:¥24,200(税込)
重量:224g(27.0cm)

 

FUTUREは、ただの“スパイク”ではない──プレーヤーの創造性を最大限に引き出し、「まだ見ぬプレー」を可能にする一足。緻密な戦術を描く司令塔にも、本能で仕掛けるアタッカーにもフィットする万能モデルとして、日本のプレーヤーに新たな選択肢を提示していく。

 


■「知る」から「感じる」へ──2モデルを履き比べた実戦セッション

 

 

座学でスパイクの構造や特徴をインプットした後、いよいよ実戦へ。参加者たちは、「KING 20 ULTIMATE JP HG/AG」と「FUTURE 9 ULTIMATE HG/AG」を交互に履きながら、3対3のミニゲーム、シュート練習、トラップ練習、さらにはフルコートでのゲーム形式に挑んだ。

 

 

 

ピッチに出ると、それぞれのスパイクの特性がよりリアルに浮き彫りに。KINGでは「ボールが吸いつくようなタッチ」「縦に速く運ぶ時の安定感」が好評で、狭いスペースでの正確なパス回しや、細かいターンからのシュートでも安心感を発揮。

 

 

 

一方のFUTUREは、「足と一体化するような包み込まれるフィット感」「俊敏な切り返しや加速に対するレスポンス」が際立ち、アジリティを求めるプレーヤーから高い支持を集めた。

 

 

 

3対3の局面では、スパイクの軽さとグリップ性能がダイレクトに表れ、瞬時の判断と動作に対する反応の違いを体感。

 

 


シュート練習では、トラップからの流れ、足裏でのボールコントロール、それぞれのモデルが持つ“蹴り心地”の違いを感じ取りながら、真剣な眼差しでゴールを狙う姿が印象的だった。

 

フルコートの試合では、ポジションやプレースタイルに応じてスパイクを履き替える姿も見られ、「自分の武器に合う一足はどちらか?」を探る濃密な時間に。座学での理解が実戦での感覚につながり、スパイク選びが“感性と理論”の融合であることを改めて感じさせるセッションとなった。

 

前編では座学や試履会の模様をお届けしましたが、後編で試履会に参加したアルペングループのスペシャリストのインタビューをお届けします。

 

後編につづく。

 

【写真】軍記ひろし
【文章】池田鉄平
【取材協力】プーマ ジャパン株式会社

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