今年のゴルフ5レディスは、千葉県市原市の「ゴルフ5カントリーオークビレッヂ」(6505Y、パー72)で開催されます。このコースの見どころについて今大会のコースセッティングを担当した馬場ゆかりプロに話をお聞きしました。

『2025年ゴルフ5レディスのコースセッティングを担当した馬場ゆかりプロ』
まずはフロントナインで注目すべきホールを2つ挙げてもらいました。
「フロントナインには、日によって使用するティーイングエリアの位置を変えるダブルスタンバイのホールが2つあります。どちらのティーイングエリアを使うかによってホールの様相がガラッと変わるので、マネジメントの違いに注目して観戦してもらうと面白いと思います」
1つめは2番ホール。プレーイングディスタンスが370ヤードとなる左後ろのティーイングエリアと、その1段下の右側に333ヤードの前のティーイングエリアが設定されているパー4です。

『1つ目の注目は2番のミドルホール』
フェアウェイがグリーンまで残り100ヤード付近の地点から大きく右に曲がり、そこからグリーン手前の谷を左から回り込むようなレイアウトになっています。
後ろのティーイングエリアを使う場合は、谷の手前にある大きな木の方向を狙ってティーショットし、2打目は谷越えでグリーンを狙うことになりますが、前
のティーイングエリアを使う場合はティーショットの置きどころが難しくなります。
ドライバーを持って木より左を狙い2打目を短い距離で狙うか、フェアウェイウッドなどで木より手前のゾーンにレイアップするか。

『前のティーイングエリアからの景色』
「グリーンは横長で段グリーンになっているので、ピン位置によって2打目をどこから狙うのがベストかは変わってきます。ピン位置から2打目を打ちたいエリアを逆算し、さらにそこから逆算してティーショットの方法を選択することになるので、各選手の判断に注目してほしいですね」

『2番ホールの2打目地点。選手それぞれの落としどころに注目したいところ』
2つめのダブルスタンバイは短いパー4の7番ホール。
ここは後ろのティーイングエリアでも300ヤード、前のティーイングエリアだと272ヤードしかありません。
「前のティーイングエリアを使うと、グリーンエッジまで250~260ヤード。飛ぶ選手にとっては十分1オンも狙えますので、エキサイティングなホールになると思います。バーディはもちろん、チップインも含めたイーグルも出ると思いますので、積極的にチャレンジしてほしいですね」

『7番ホールのパー4も注目ホールの一つ』
1オンチャレンジなら、右のガードバンカーをキャリーで越えるとグリーン手前のエリアが使えると同時に、壁のように奥がそそり立ったグリーンの傾斜も使えますが、このバンカーはアゴが高いので入れてしまうと厄介。グリーン左手前にも池があるので勇気を持った、しかも正確なショットが求められます。

『前のティーイングエリアの景色』
短いホールだけにフェアウェイは狭く、後ろのティーイングエリアから200ヤード弱の地点に見える大きな岩より左側は池。さらにその先のフェアウェイは極端に絞られています。右サイドにはポットバンカーが並んでおり、刻もうと思っても中途半端になるとこれらのリスクが高くなります。
池の手前にレイアップする場合は、後ろのティーからでも200ヤード未満。ティーショットをアイアンで打つこともあるかもしれませんので、ドライバーを持つ選手とのギャップも面白いでしょう。

『200ヤード弱で届く岩、木、池を考慮して、どの番手をティーショットに選ぶのか注目だ』
「グリーン形状が複雑で傾斜が強く、池も絡んできます。とくにピン位置が左奥の場合などは短い距離でも2打目が非常に難しいショットになります。できればウェッジでデッドに狙いたいけれど、そのためにはティーショットでリスクを取る必要があります。『乗るか乗らないか』だけでなく、このへんのマネジメントに注目して観戦すると面白いと思います」

『傾斜が強いグリーン。ピンが左奥だと池も絡む』
現状7番ホールは、大会初日に前のティーイングエリアを使う予定とのこと。ゴルフネットワークでは「とことん7番ホール」として集中中継しますので、チェックしてみてください。
〈第30回ゴルフ5レディストーナメントHPはこちら〉
https://www.golf5-ladies.com/