【ゴルフ5レディス2025レポート】初日最難関ホールは18番。大叩きが多い14番も要注意

「ゴルフ5レディス」初日の成績が出揃ったところで各ホールのスコアを見てみると、難易度がいちばん高かったのは最終18番パー4で、平均スコアは4.4486でした。
プレーイングディスタンスが397ヤードと長いうえ、強烈な3段グリーンのいちばん上にピンが切られており、ショットの距離感が少しでもズレると難しいパットが残ることが大きな理由です。加えてグリーン左手前にはバンカー、右サイドには池もあり、ここに入れてしまうとパーセーブが難しくなります。

 

『昨日難易度が一番高かった18番ミドルホール』

 

『傾斜がかなりきつい段グリーン。昨日のピンポジションは段の一番高い位置だった』

 

計107人がプレーして、バーディはわずか8人。予選落ちの選手にはバーディを取った選手が1人もいなかったことからも、ショットが好調で距離感がピッタリ合わないとバーディが取れなかったことがわかります。


しかもボギーが28人もおり18ホール中最多なことに加え、ダブルボギー以上が11人、全体の約1割もいます。バーディを取るのが難しいだけでなく、パーセーブ率約63.5%パーオン率に至っては約58%と、まごうことなき最難関ホールでした。
 

最終日、優勝争いのなかでこのホールをどう攻略するかが勝負を分けるのは間違いないでしょう。

 

『ゴルフ5所属穴井詩選手はこのホールをバーディで上がっている』

 

続いて難易度が高かったのは14番パー3で、平均スコアは3.2897。


若干の打ち下ろしですが昨日のプレーイングディスタンス190ヤードと長いホールで、池越えでもあります。ダブルボギーが8人と多かったことからも、やはり池に落としてスコアを崩す選手が多かったことがうかがわれます。

 

『池に囲われた14番のショート。昨日は池やオーバーして左奥のバンカーに入る選手も多数いた』

 

昨日のピン位置は左奥、手前から28ヤード、左から7ヤードの位置に切られており、左サイドのバンカーにつかまった選手も多かったのではないでしょうか。
 

昨日は風が弱かったにもかかわらずこの難易度。最終日、強めの風が吹くようなことがあればさらに難易度が上がる可能性もあるホールといえます。
 

しかもダブルボギーのリスクが高いことからも、ここで失敗すると1打ではおさまらず2打後退する可能性もあります。最終日はここで大きなドラマが生まれるかもしれません。
 

『14番ホールがバーディだった選手は全体で11名。政田夢乃選手はその一人』

 

難易度3位は17番パー3で、平均スコアは3.1967。昨日のピン位置は右奥でプレーイングディスタンスは175ヤードと長め。左手前の深いバンカーは気になりにくいですが、いちばん上の段のピンの切ってあるエリアがごく狭く、しかも急な段グ

リーンのせいで、バーディチャンスにつけるのは難しいセッティングでした。
 

下の段からのパッティングが少しでも弱いと段を下って戻ってきてしまうケースもあり、平均パット数が2.12と18ホール中最多だったことからも、ピン位置にシビアさがうかがえます。
 

ピン位置的には昨日のポジションが最難とのことですが、左手前にピンが切られると名物バンカーも絡んできます。最終日のピン位置に注目です。

 

『17番のパー3。昨日は段が一番高い右上にピンが切られており難易度が高かった』

 

『荒木優奈選手は昨日難易度が高かった18番、17番でバーディを奪取している』

 

一方、もっとも平均スコアのよかったホールは、7番パー4でした。
 

ダブルスタンバイのティーイングエリア設定で、今日はプレーイングディスタンス259ヤードという前のティーを使用。1オンチャレンジができるホールとなっていたこともあり、平均スコアは3.3178でした。
 

パー35人、ボギー3人に対してバーディ62人、そして7人もの選手がイーグルを奪いました。
 

右手前のバンカーからでもバーディが取れましたし、チップインも出て、観戦しているギャラリーの方もいちばん盛り上がるホールだったのではないでしょうか。

 

『7番のミドルホールは7名の選手がイーグルを奪うホールとなった』

 

次いでやさしかったのは13番パー5。


486ヤードと比較的短く、昨日はピン位置も奥に設定されていて2オンを狙いやすい設定。
 

イーグルは中澤瑠来選手の1人だけでしたが、バーディ48人、パー54人、ボギー3人、ダブルボギー1人で、平均スコアは4.5794でした。
 

コースセッティング担当の馬場ゆかりプロも「ここはバーディを取ってほしいホール」といっていただけあり、今日9位タイまでに入った14人で、ここでバーディ以上を取れなかったのは1人だけ。まさに上位に入るためにバーディ必須のホールといえるでしょう。

 

馬場プロは「最終日はバーディがたくさん出るようにしたい」といっており、18番ホールをはじめ難易度上位だったホールもピン位置を変更し、難易度が下がる可能性があります。
 

一方、難易度18位だったダブルスタンバイの7番ホールは、最終日に300ヤードの後ろのティーイングエリアを使う可能性大。また昨日は370ヤードの後ろのティーを使った2番ホールで333ヤードの前のティーを使うという選択肢もあります。
 

昨日のスコア・難易度は最終日の行方を占ううえで大いに参考になります。予想以上のハイスコアが出たことを踏まえると、最終日のピン位置がどのように影響するのか注目されます。そういった点まで考慮しながら今日の試合展開を想像してみるのも面白いのではないでしょうか。

 

 

 

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