NIKE VOMERO PLUS(ナイキ ボメロ プラス)は使い方いろいろのスーパートレーナー

■スーパートレーナー『NIKE VOMERO PLUS』がお目見え

 

さて、ついにNIKE VOMERO 18(ナイキ ボメロ 18:以下、ボメロ 18)のカテゴリーから“サムシングプラスモデル”であるNIKE VOMERO PLUS(ナイキ ボメロ プラス:以下、ボメロ プラス)が、8月7日(木)よりアルペングループ店舗とNIKE メンバー先行で発売されます。

 

写真だけで見るとボメロ 18のカラー違い?ボメロ 18に似ているのにボメロ プラスの価格は22,000円(税込)(ボメロ 18は16,500円(税込))?

 

確かに10mmドロップのミッドソールの形状、その印象的なミッドソール真ん中付近のデザインは似ていますが、このボメロ プラスは、ミッドソールがZoomXフォームのみで構成され、踵のソールの厚み(スタックハイト)45mm とボメロ 18を上回る柔らかさ、そして軽さ、高反発を実現した、走るのが楽しくなるシューズですね。

 

ラインナップ整理で廃盤になったZoomフォームミッドソールのみで構成されたあのNike Invincible 3 (ナイキ インヴィンシブル 3)の知見を加えて、ベースモデルのボメロ18のデイリートレーナーのエッセンスと、反発性、幅広いペース使用できるニーズを盛り込んだスーパートレーナーモデル、それがボメロ プラスです。

 

では、どんなランナーの、どんなニーズに応えてくれるモデルなのか、早速解説していきたいと思います。

 


■フルレングスのZoomXソールの豪華なスペック

 

 

今回のボメロ プラスは、ReactXフォームとZoomXフォームのコンビネーションソールであるベースモデル、ボメロ18に対して、あのVaporFly 4(ヴェイパーフライ 4)やAlphaFly 3(アルファフライ 3)のようなナイキのレーシングラインで主に使用される、反発弾性が高くそして軽量なフォーム素材 ZoomXがフルレングスで搭載いることが大きな特徴です。

 

10mmドロップですが、着地にも、そして横からのシルエットでも、ボメロ 18同様、シューズ真ん中付近が盛り上がったロッカースタイルのガイドも特徴です。

 

アウトソールラバーはハイブリッドワッフルソールパターンになっていて、外側がカーボンブラックの耐久性ある素材、内側がグリップ感の強い素材になっていて、ワッフルパターンの強い存在感が混じり合い、地面をかんでくるようなグリップも特徴ですね。

 

何だかちょっと走っただけでもワクワクするスペックでワクワクする感触のモデルになっていますね。

 


■女性ランナーの視点で設計された革新的モデル

 

 

アッパーは、流れるようなデザインラインが施されていて、 エンジニアードメッシュ、ボメロ 18とは細かいデザインディテールが違います。

 

実は、今回のモデル、アメリカオリンピックトライアルに向けてトレーニングをしている100人以上の女性アスリートを支援したナイキのProject Dreamweaverに参加するランナーの彼女たちの意見を多く取り入れ、女性ランナーの視点でそのニーズや要望を盛り込んで設計されています。

 

自身も女性であるデザイナーの Jordyn Klumpp とプロダクトラインマネジャーの Ashley Campbell を中心に、「女性に快適な、力強さを与えるシューズ」を目指して設計されています。

 

やわらかなデザイン、履き心地の追究、暖かみのある素材などをポイントに、レーシングラインのような戦闘的な尖ったエッジのない丸みを帯びたフォルムや、その履き心地にも柔らかさと、履き口まわりの構造も決して軽量化だけを考えたものではなく、しっかり包み込むようなフィット感もそれを反映しています。

 


■走る自由、楽しさがあるモデル

 

 

とにかく、走るとZoomX独特のクチャクチャ潰れる音ともに、反応良く足が返ってくる反発感はレーシングシューズのそれそのもの。非常に反応が良いチューニングで軽快にストライドが広がっていきます。

 

同時に着地時にある安心感は、ボメロ 18のようなデイリートレーナーの感じもあって、履き口も含めた踵まわりがしっかりしていることと、プラットフォームの広さがその感覚を作り出しているのでしょう。

 

2024年パリ五輪1500m銀メダリストのオーストラリアのジェシカ・ハル選手は、この反発性とクッションは幅広いペースでランニングを楽しめる、走る自由を提供するものと言っていて、まさに女性のニーズも組み込んで自由な発想で生まれて、そして、自由な感覚のシューズになっていて、まさにあの“インヴィンシブル”も納得できる作りに仕上がっていると言えますね。

 


■やはり、その使い勝手の良さはスーパートレーナー

 

 

やはり一言で言えば、デイリートレーナーでもない、レースデイシューズでもない、だけどデイリートレーナーとしても使えて、レースデイシューズにもなり得る、そんな使い勝手のいいスーパートレーナー、それがボメロ プラスの正体です。

 

むしろ、この用途で使うというようなルールがない自由なモデル、使い方はランナーの数だけあると言っていいでしょう。逆にランナーにその使い道は委ねられていると言い換えてもいいかもしれません。

 

“最高レベルのクッションが身体への衝撃を緩和し、理想的なクッション量で、エネルギーリターンもまさに期待どおり” と男子アメリカ五輪選考会2024優勝者コナー・マンツ選手も言うようにトップ選手もその走り心地に満足のモデル。

 

市民アスリートでタイムを目指すランナーなら、足の負担を考えた距離走なんかにもハマるモデルで、既出の同じくフルレングスZoomXミッドソールを持つペガサス プラスとはまた違う設計になっていますね。接地感=ペガサス プラス、クッション=ボメロ プラスという感じでしょう。

 

また、ステディに走っているランナーであれば、このシューズはあなたのシューズローテーションに新しい風を吹き込んでくれる1足になることは間違いないでしょう。テンポアップだってできるし、気分が乗らないときのランニングでもモチベートしてくれるでしょう。

 

メーカー自身が用途を決めるモデルではなくて、ランナー自身が用途をあてはめていくような新オールラウンドモデル、それがこのボメロ プラスですからね。

 

そして、まずはレース目的ではなくて、日々のランニングを楽しんでみたいという“NEWBIE”、ランニングビギナーにもいいでしょう。レースデイシューズのフィーリングも感じられて、モチベーションが上がること間違いなし。

 

そして、もっとランニングが継続したら、順番的には逆ですが、ナイキのベースシューズ、ペガサス、ストラクチャー、ボメロのうちどれかを揃えて履き分けすることをオススメします。

 

 

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ちょっと履いてみたい、と思ったランナーはぜひ!ナイキらしい斬新なモデル、オススメです!

 

 

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<著者プロフィール>
ランニングシューズフィッティングアドバイザー
藤原岳久(FS☆RUNNING(旧 藤原商会)代表)

日本フットウエア技術協会理事


JAFTスポーツシューフィッターBasic/Advance/Master講座講師
足と靴の健康協議会シューフィッター保持

 

・ハーフ1時間9分52秒(1993)
・フルマラソン2時間34分28秒(2018年別府大分毎日マラソン)
・富士登山競走5合目の部 準優勝(2005)

 
【文章・写真】藤原岳久

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