最新「ゼクシオ14」「ゼクシオ14 プラス」ドライバー カスタムシャフトで伊藤元気プロが徹底試打!

最新「ゼクシオ14」「ゼクシオ14 プラス」ドライバー カスタムシャフトで伊藤元気プロが徹底試打!

11月22日に発売となる最新のゼクシオ「ゼクシオ14」シリーズ。これまで決して譲らなかった「純正シャフトのみ」という歴代ゼクシオの戦略を大きく変更し、ついにカチャカチャ機能を搭載するとともに、カスタムシャフト対応を始めた。こうなると俄然、カスタムシャフトを試してみたくなる。

 

そこでゴルフ5契約の伊藤元気プロが、「ゼクシオ14」と「ゼクシオ14 プラス」を、ゴルフ5店舗で試打できるもののなかから気になるカスタムシャフトを選んで試打。ゴルフ5フィッターの三須得至さんとそれを分析した様子をお届けする。

 

最初はスタンダードモデルの「ゼクシオ14」。純正シャフトはSで41gの軽量タイプだが、今回はカスタムシャフトユーザーのボリュームゾーンとなる40g台後半から50g台のシャフト4モデルを試してみた。

 

『スタンダードの「ゼクシオ14」では、三菱ケミカル「ディアマナ BB」、「ゴルフ5ヴァンキッシュ BLUE-1」、「ゴルフ5ヴァンキッシュ RED-1」、フジクラ「スピーダー NX ゴールド」を試打』

 

「新しい『ゼクシオ14』は、従来よりも剛性の高い『VR-チタン』という新素材を使用していて、ヘッド全体がたわんでエネルギーをためる『リバウンドフレーム』の効果がアップしているそうです。空力でインパクト前後のヘッド挙動を安定させる『アクティブウイング』も増設されていて、さらに安定して飛ばせる進化を遂げています」(三須さん)
 

『新素材の効果で「リバウンドフレーム」がグレードアップし、インパクトのエネルギー効率がアップ』

 

 

『「アクティブウイング」が進化し、インパクト前後のヘッド挙動もさらに安定』

 

その「ゼクシオ14」に最初に装着したのは三菱ケミカル「ディアマナ BB」の53のS。

 

中元調子のシャフトで、重量はSで53.5gだが、いざスイングしてみると「とてもオーソドックス」と伊藤プロ。

 

「スペック上は中元調子ですが、振ってみると真ん中がほどよくしなってクセがないシャフト。純正の『MP-1400』とかなり振り心地が似ていて、それでいてしっかり重量があるので、純正が心地いいけれど単純に少し重くしたい、もうちょっとしっかりしたシャフトがいいという人は、これがオススメかもしれません」(伊藤プロ)

 

切り返しからダウンスイングでシャフトの中ほどが心地よくしなるが、たわみ量が多すぎないのでシャープに振り抜けるのも好印象。ヘッドの性能が素直にそのまま発揮できる「純正シャフトの重い版」を求める人にピッタリだ。

 

『「ディアマナ BB」は切り返しで真ん中が心地よくしなって振りやすい。純正シャフトよりももう少し重いほうがいい人にオススメ』

 

次はゴルフ5と三菱ケミカルが共同開発した「ゴルフ5ヴァンキッシュ」の「BLUE-1」。

 

こちらは先調子で、重量は43.6gと、純正よりも少し重いくらいの重量帯だ。ロフトは10.5度で試打。

 

「これは純正に近い感じの重さで振り心地は軽いんですが、純正よりもたわみ量が小さく、かなり硬く感じてシャープに振り抜けます。硬いぶん純正よりもハードとも言えますが、軽いので扱いにくくはない。しっかり振っても左に行かない一方で、この組み合わせなら『軽・硬』にありがちな右へのすっぽ抜けをヘッドがカバーしてくれる安心感があります」(伊藤プロ)

 

「ゼクシオ14」のつかまり性能で右にはいかせないが、振っても左に行かないというほどよいバランスが生まれ、独特の相性のよさがありそうだ。重くしたくないけれどシャフトにもう少ししっかり感がほしい人に合いそうだ。

 

『「ゴルフ5ヴァンキッシュ BLUE-1」は、先が走りすぎずインパクトで少し遅れてくる感じが、「ゼクシオ14」のつかまりを中和してくれる』

 

次は、同じ「ゴルフ5ヴァンキッシュ」の「RED-1」。

 

これは中元調子でシャフト重量は45.3gと「BLUE-1」よりも少しだけ重め。ロフトは10.5度で試打した。

 

「これは面白い! さっきの『ディアマナBB』よりもさらに純正に近い振り心地で、重量も純正シャフトに近いんですが、そのまま純正の上位互換という感じ。初速も打ち出し角もちょっとずつアップして、スピンも増えない。純正シャフトが100点なら、120点になるという印象です。『ゼクシオ14』とはかなり相性がよく、ヘッドの性能をそのまま増幅してくれるようなシャフトだと思います」(伊藤プロ)

 

先ほどの「BLUE-1」よりも手元がやわらかくてタイミングが取りやすく、ハードさはないので、純正ユーザーでもそのまま使えそう。単純に「ゼクシオ14の性能をさらにアップさせたい」という人にピッタリなシャフトだろう。
 

『「ゴルフ5ヴァンキッシュRED-1」は、振り心地がやわらかく、ダウンスイングでのしなり戻りがスムーズ』

 

最後はフジクラ「スピーダーNXゴールド」の50のSシャフト。

 

キックポイントは中調子で、重量は53.5gと「ディアマナ BB53」と同じ。純正と比べるとかなり重めだ。こちらはロフト9.5度で試打。

 

「重量なりに結構しっかり感があって、このままヘッドスピード45m/sまで対応できそう。パワーがある人がしっかり叩けちゃう感じです。でも『ゼクシオ14』はヘッドがやさしいので、球も普通に上がりやすく、つかまらない感じもない。シャフト自体はオーソドックスで万人が飛ばせる高性能モデルなので、『しっかりめのシャフトとやさしいヘッド』というミスマッチが生かせる組み合わせだと思います」(伊藤プロ)

 

女子プロにも大人気の高性能シャフトが、ちょっとハードに感じていた人でも「ゼクシオ14なら打てる!」というのがこの組み合わせ。ヘッドがシャフトを助けてくれる組み合わせといえそうだ。

 

『純正シャフトよりもかなりしっかり感の強い「スピーダーNXゴールド」も、「ゼクシオ14」ならやさしく打てる』

 

今度はヘッドを「ゼクシオ14 プラス」に変更して4種類のシャフトをテストする。スタンダードモデルよりもハードなヘッドなので、シャフトは60g台のしっかりめのをチョイスした。
 

『「ゼクシオ14 プラス」では、フジクラ「スピーダーNXゴールド」、三菱ケミカル「テンセイ PRO ブラック1K コア」、グラファイトデザイン「ツアーAD DI」、フジクラ「24ベンタス レッド」を試打』

 

「『ゼクシオ14 プラス』は、『VR-チタン』や『アクティブウイング』など新機能や基本性能はスタンダードモデルを踏襲しつつ、重量は約20g重くなって、つかまりや球の高さ、スピン量なども抑えられたハードめモデル。打球音もしっとり系で顔も中・上級者好み。カスタムシャフトとは「ゼクシオ14 プラス」のほうが相性がよさそうなので楽しみですね」(三須さん)

 

『マット仕上げでヘッドシェイプも若干シャープ。弾道が強めなのが特徴』


 

『新素材「VR-チタン」は「ゼクシオ14 プラス」でも採用。打球音は残響を短くし、しっとりとした雰囲気』

 

「ゼクシオ14 プラス」の1本目は、スタンダードモデルで最後に打ったフジクラ「スピーダー NX ゴールド」だが、こちらは60g台の60Sを試打、ロフトは9度だ。

 

ヘッドスピード45m/s前後で打ったが、かなり手応えはよさそう。

 

「ヘッドが『ゼクシオ14』と比べるとつかまりが抑えめでとても素直なこともあって、素直なヘッド×素直なシャフトという、まさに万人受けしそうな組み合わせ。しかも『アクティブウイング』の効果なのか、ヘッドの挙動が安定して芯を食いやすい感じもします。ある程度振れる人にとっては、これがスタンダードと言ってもいい王道の組み合わせだと思います」(伊藤プロ)

 

スタンダードの「ゼクシオ14」に対して「スピーダー NX ゴールド」はシャフトのしっかり感が勝った感じだったが、こちらはまさに「対等」。ヘッドもシャフトも、ヘッドスピード45m/sくらいの人の「ど真ん中」と言ってよさそうだ。

 

『「スピーダー NX ゴールド」は、素直なしなり戻りで振り心地が抜群』

 

次は三菱ケミカルの「テンセイ PRO ブラック1K コア」、60Sを9度で試打。

 

手元調子らしく手元側がしっかりしなる、タイミングの取りやすさが人気のシャフトだ。

 

「切り返しで手元側がグッとしなって、シャフトが勝手にタメを作ってくれる感じの、手元調子らしいシャフトですね。つかまりが抑えられていてしっかり振っても先が走りすぎないので左に行かないけど、決してつかまらないわけじゃない。スピンも増えすぎないので、つかまったフェードを打ちやすい絶妙のバランスに収まっている感じがします」(伊藤プロ)

 

従来、カスタム対応のなかった「ゼクシオ」シリーズは、手元調子が好きな人にとっては合わないケースが多かった。しかし「手元調子らしい手元調子」だという「テンセイ PRO ブラック1K コア」なら、手元調子好きでも「ゼクシオ」使える。「ゼクシオ」の新たな可能性を開く組み合わせと言えそうだ。

 

『手元側のしなりを感じやすくタイミングが取りやすい。これを選べば手元調子好きの人でも「ゼクシオ」が使える』

 

続いて打ったのは、グラファイトデザイン「ツアーAD DI」の6S。

 

「スピーダー NX ゴールド」「テンセイ PRO ブラック1K コア」よりも少しだけ重めの中調子シャフト。ロフトは引き続き9度だ。

 

「先がしっかりしていて、叩けるシャフト。意外といままでにないフィーリングかもしれません。『ゼクシオ14 プラス』の適度なつかまりや上がりやすさは、「ツアーAD DI」のようなしっかり系のシャフトとの相性がよさそうです。ヘッドの程よいやさしさがシャフトのハードさを中和してくれつつ、左にいったり吹き上がるようなことがない安心感もある。『ゼクシオはやさしすぎる』と、いままで敬遠していた人は、ぜひこの組み合わせで打ってみてほしいですね」(伊藤プロ)

 

今までなかった組み合わせが新たな可能性を創出し、ハードヒッターが強いフェードでやさしく飛ばせる不思議なセッティング。「ドライバーはやさしいほうがいい」と考えているハードヒッターは試す価値アリだ。


『「ツアーAD DI」はしっかり叩けるハード系。「ゼクシオ14 プラス」の程よいやさしさとのマッチが面白い』

 

最後はフジクラの「24ベンタス レッド」6S。

 

しっかり系シャフトの代名詞にもなりつつある「ベンタス」シリーズのなかで先端側が走る先中調子で、重量的には「ツアーAD DI」よりもさらに少し重め。試打ロフトは9度。

 

「『ベンタス』らしいハードさはありながらも先端側の走り感があってちょっと球がつかまります。『ゼクシオ14 プラス』のつかまり感と相まって、気持ちよくドローが打てる組み合わせだと思います。つかまるとは言っても『ベンタス』だけに左に行く感じはなく、球も強い。『飛ばし屋のドローヒッターが使えるゼクシオ』はこれまで案外なかったと思うので、面白いと思います」(伊藤プロ)

 

つかまるけれどもやさしすぎない。しっかり振ってつかまえて飛ばせる組み合わせは、貴重かもしれない。

 

『「24ベンタスレッド」は、先端が走って適度につかまり、ドローボールが打ちやすい』

 

「伊藤プロの弾道を見ても、同じヘッドでもシャフトでガラリと性格が変わって面白いですね。両モデルとも基本的には球がつかまって飛距離性能が高いヘッドですが、カスタムシャフトで、『ゼクシオ』の幅が劇的に広がったと思います。パワーがない人なら『ゼクシオ14』、ハードヒッターなら『ゼクシオ14 プラス』をベースに、ぜひいろいろなシャフトを試してほしいです。長く『ゼクシオ』を愛用してきた方も、いままで『自分はゼクシオのターゲット層じゃない』と思っていた方も、きっと新しい発見があると思います!」(三須さん)

 

『カチャカチャ搭載で、「ゼクシオ」の可能性が劇的に広がった!』

 

打感・打音が向上しただけでなく、カチャカチャ機能を搭載しカスタムシャフトを採用できるようになった「ゼクシオ14」シリーズのドライバーなら、新たな可能性を見出すことができる。ゴルフ5各店舗ではさまざまなカスタムシャフトでの試打が可能。さらに、計測器で数値化して自分に合うシャフトがわかるダンロップのフィッティングサービス「IFCフィッティング」も受付しているので、気になった方はぜひ店舗に足を運んでいただきたい。



 

<XXIO14シリーズ詳細はこちら>
https://store.alpen-group.jp/golf5/campaign/xxio_new_series/

 


【文章・写真】アルペングループマガジン編集部

 
 

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